小森なすkomorinasu

「小森なす」は長野市篠ノ井東福寺小森原産の柴紺色の丸茄子（まるなす）です。日本では茄子の栽培歴が１０００年以上あり、世界には約3000種類もの茄子が存在します。長野県内では、地域によって好まれる茄子の種類が異なり、県北部・善光寺平では丸茄子がよく作られ、好まれます。
小森なすは信州伝統野菜の一つで、栗で有名な、千曲川下流の小布施町山王島（さんのうじま）原産の「小布施丸茄子」と共に選定されています。 小森地区では、かつて多くの農家が苗業を営んでいましたが、現在では1軒の農家のみとなっています。
主宰滝澤知寛が「小森なす」の復活をめざし、残った1軒の養苗業の久保詔幸（くぼのりゆき）さんと協力して、継続を図りました。
風土リンクという組織の内に、『信州東福寺小森なす本舗』を立ち上げ、小森なすの栽培者を募り、家庭菜園での栽培も奨励しました。
現在、小森なすの生産農家は20人ほどに増え、23年度の茄子苗販売はおよそ1200本（接木苗）ほどになり家庭菜園でも、多く作られるようになってきました。

小森なすはバイヤー様による買い付けご注文、料理店様などへの卸をしております。 一般のお客様は、長野市青木島町1丁目　ふきっ子おやき　で販売しております。 風土リンクでは多くのバイヤー様・料理店様とお取引させていただいています。7月～10月くらいまでが出荷可能範囲です。 目新しい食材でお客さまを魅了してみませんか？和食のお店などでは評判も良いです。
まずはご連絡ください。

バイヤー様・日本料理店店主様・中華料理店店主様へ

風土リンクでは、バイヤー様、日本料理店様・中華料理店様などに、直接お話させていただき、お店などにお届けもしくは直送させていただいています。
もちろん、茄子の栽培圃場をご覧いただくことも可能です。
長野県北部地方、善光寺平でできる信州伝統野菜の選定を受けている「小森なす」に興味をもたれるバイヤー様・店主様、まずはご連絡頂ければ幸いです。
電話でも、メールフォームからでも大丈夫です。

味もいいけど体にも・・コリンエステルたっぷり

コリンエステルって何でしょう？『アセチルコリン』と言えば、ああ！という方もいらっしゃると思います。脳の中を駆け回る神経伝達物質の一つです。
交感神経に作用して気分を落ち着かせます。人間は「いざ！」という時が訪れるとこの交感神経が頑張ります。これとは逆にくつろぎの時や癒されている時は副交感神経が活発になります。で、コリンエステルは、交感神経の暴走を鎮める効果があります。 そのことによって、血圧上昇を抑え、リラックス効果がアップします。 なすはコリンエステルの含有量が、ほかのピーマンやニンジン、トマトなどの野菜と比べると1000倍以上と断トツです。

なんでも取りすぎは良くないのですが、コリンエステルは必要十分となれば余分なものは排出されるので取りすぎもありません。熱に強く料理を選びませんし、胃酸にも強いので胃で分解されることも少ないので摂取が容易です。

認知症予防物質が他の野菜と比べると1000倍も含まれています。アルツハイマー型認知症の原因の一つとして記憶と学習に関係する神経伝達物質アセチルコリンの減少とだといわれていて、なすを食べて補うことで認知機能が向上するという報告もあります。 むかしから、水分だけであまり栄養がない食べ物と言われてきましたが、実は大変な現代を生きる私たちには栄養満点な食品だったのです。

小森なすは、いろいろな各種なすの中でも格別で、2倍から4倍含有量があると言われています。

小森なすが食べたい～ふきっ子おやき～

ふきっ子おやき　さま
長野県長野市青木島1丁目
提供時期：7月～9月
営業時間：12：00～13：30
定休日：水・日及び不定休

当日でも構わないので11時までにTEL予約してください。
小森なすがない時もあるので・・
TEL:026-284-2934（事前予約をお願いします）
「小森なすづくし」￥680円税込み
　・なすのおやき　・なすの甘酢あんかけ
　・なすのからし漬け　・なすのお浸し　　の4品

また、ご自分で料理される方は生も扱います。その場合は前日までにご連絡ください。
ふきっ子おやき様のページ　https://www.fukikko-oyaki.com

小森なす食べる　youtube動画